2013年6月20日

日本は私たちを忘れなかつた

日本は私たちを忘れなかつた

日本統治下の台湾で厳しくも愛にあふれた教育を受けた、日本人であることを誇りに思つていた、という李さんの自慢は、有能な少年工として雷電の製造に奮闘した日々だ。

メンバーは高齢化し、設立当初は3000人を超えた会員数も今で1000人以下になつてしまつたが、此の日、会場には20人以上の仲間がそろいのネクタイで駆けつけた。

空をイメージする上品な濃紺に、銀色の雷電が光るネクタイに話を向けると、緊張気味だつた李さんはようやく顔をほころばせ、日本語でこう語つた。

2000年に記念品として作りました。雷電は私たちの誇りであり、最高の想い出。何の約束もしていませんが、今日はこのネクタイの日だとみな分かつているんです、と。



桜七人会/ことほぎ . 桜七人会/すめらぎ . 桜七人会/うぶすな . アバウトミー

新世紀まほらまひとが啓く道、大義と道義が燦ときらめく、大和人よ、すめらの大地に舞い踊れ、みことの翼でたみをば抱きて、遠遠に契りを交わせしはらからよ、今ぞまほらの地に涌出しなむ。