2012年9月2日

嘘だらけの日米近現代史

リンカーンは極悪人、ウィルソンは狂人、ルーズベルトはスパイ、クリントンは破壊者。

ペリーを鼻であしらっていた江戸幕府、アメリカを怯えさせた大日本帝国、ソ連との片手間の中国との片手間のイギリスとの片手間に、アメリカの喧嘩を買つた日本。

偉大なるアメリカには従わざるをえない、といつた価値観は正しいのか。本書は、民族の生存を最終的に決するのは歴史認識、と指摘するなかで、読者に問いかける。

日本人が自立するためには、本当の歴史を知るべきであり、まず、亜米利加の嘘をあばく必要がある、と指摘する。

憲政史研究者でもある著者は亜米利加建国からペリー来航、世界大戦、そして、現代にいたるまで、日米関係を冷静に俯瞰し、日本人が日本人として当たり前の姿を取り戻すために歴史認識を改めよ、と迫る。筆者の鋭い視線が日本人の歴史観を射抜く。

日本人の精神的自立には、正しい歴史の勉強が最良の処方箋です。自分の国の歴史がわからなければ、自立も何もない。

民族の生存を最終的に決するのは、歴史認識である。亡国の民となつても、強靭な精神力だけを頼りに復活した民族は数多ある。

例えば、ポーランドやイスラエルといつた国の強靭な精神力と結束力は歴史認識から発生する自信によるものである。

其の意味で亜米利加史などは、北朝鮮も真つ青の歴史歪曲のオンパレードだ。しかも、それを、アメリカ国民が頑なに信じているから自信につながつている。



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新世紀まほらまひとが啓く道、大義と道義が燦ときらめく、大和人よ、すめらの大地に舞い踊れ、みことの翼でたみをば抱きて、遠遠に契りを交わせしはらからよ、今ぞまほらの地に涌出しなむ。