2012年8月5日

まほらまひとへ

暑中お見舞いを申し上げます

動中静在静中動在忙中閑在死中活在。

日々の戦い、ご苦労様です。

諸経与法華経難易事/しょきょうとほけきょうとのなんいのこと、には、仏法ようやく顚倒/てんどう、しければ世間も又濁乱せり。仏法は体のごとし、世間は影のごとし、体曲れば影ななめなり、とある。

諸兄、ならびに、皆々様には、ますます、こ隆盛のことと拝察をいたします。どうぞ、今後とも、宜しくお願いを申し上げます。

皇紀二千六百七十二年も、前半を終えて後半を迎えた。月日が経つのはのは、本当に速い。

松尾芭蕉の奥の細道の冒頭には、月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老を迎うる者は、日々旅にして旅を栖とす、とある。

光陰は、将に矢の如く過ぎ去り、百代の過客も、又斯くの如く過ぎ行く。

森羅万象の成住壊空は、尽未来際まで繰り返し、始まりもなく終わりもない。悠久無辺であり甚深無量である。対して、国家の興亡や民族の盛衰は、束の間であり泡沫/うたかた、である。

平家物語は詠う。諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高・漢の王莽・梁の周伊・唐の禄山、是等は皆旧主先皇の政にも従はず、楽みを極め、諌をも思ひいれず、天下の乱れむ事を悟らずして、民間の愁る所を知らざしかば、久しからずして、亡じにし者ども也、と。

※生命とは、成住壊空/じょうじゅうえくう、を繰り返す。換言すれば、生命は永遠に続く。始まりも終わりも無い。

敷島のやまとこころが紡ぎだす、真秀のことだま、義と和の言の葉

古の秀真伝を口ずさめば、すめらうぶすな笑みて出づらむ

伝統と文化のたましひ呼び覚ませ、義と和を織りなせ、國安らかに

※律令制と仏教の興隆により掻き消された日本固有の民族信仰を伝えるのが『秀真伝』。『古事記』『日本書紀』に書かれた日本神話と『秀真伝』の超古代伝承を比較すると、日本神話の奥に潜む謎が解き明かされる。

※すめらとは、皇祖皇宗のこと。教育勅語の冒頭には、朕惟フニ我カ皇祖皇宗国ヲ肇ルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世々厥ノ美ヲ済セルハ此レ我カ国體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス、とある。

※うぶすなとは、産土神/うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ、のこと。生まれた土地を領有、守護する神。或いは、本貫/先祖の発祥地、に祀られている神。単に、産土とも言う。日本人の郷土意識と強く結びついた信仰。古神道では、産土神は、人が産まれる前から死んだ後まで守つてくれる神とされている。個人に固有のもの。

益々のご健勝と益々のご活躍を心からお祈り申しあげます。下記の資料を同封します。ご笑納下さい。それでは。

 

一、占領憲法無効・大日本帝国憲法明治典範復元/日本の歴史文化研究会/別画面

一、第2回まほらまと祭/國體護持總論とこしへのみよ出版記念講演/別画面

一、福井講演「くにからのみちと憲法無効論」國體護持塾塾長、南出喜久治/別画面

 

皇紀二千六百七十二年葉月吉日

やまとことのは



桜七人会/ことほぎ . 桜七人会/すめらぎ . 桜七人会/うぶすな . アバウトミー

新世紀まほらまひとが啓く道、大義と道義が燦ときらめく、大和人よ、すめらの大地に舞い踊れ、みことの翼でたみをば抱きて、遠遠に契りを交わせしはらからよ、今ぞまほらの地に涌出しなむ。