2012年8月26日

幻の黄金時代

幻の黄金時代とは、歴史上で日本が経済的に最も繁栄し、経済的、政治的な分野に留まらず、文化的にも日本の影響力が世界に波及して、日本人がわが世の春を謳歌した1980年代のことを指す。

80年代/昭和55年~平成元年、のあらゆる事象を振り返り、文化的、歴史的、政治的、社会的脈絡の中から80年代の現代史と文化を描いたのが本書である。

何故、黄金時代が幻で終わったのか。

20年~30年前の原因に、現在の日本が未曽有の混乱、衰退から脱出する鍵がある。

90年代以降の日本は、いわゆる、失われた10年、あるいは、現在まで続く、失われた20年を過ごしている。

其の間は、そのまま、冷戦崩壊後の20年に重なる。これが、重要だ。

現在の私たちは、経済的にも、政治的にも、文化的にも、最も困難な時代を迎えている。

日本と日本人が今、最悪の状況に直面している遠因は、此の80年代の黄金時代が幻で終わってしまったことにある。

 



桜七人会/ことほぎ . 桜七人会/すめらぎ . 桜七人会/うぶすな . アバウトミー

新世紀まほらまひとが啓く道、大義と道義が燦ときらめく、大和人よ、すめらの大地に舞い踊れ、みことの翼でたみをば抱きて、遠遠に契りを交わせしはらからよ、今ぞまほらの地に涌出しなむ。